エコサイクル

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環境マネージメントシステム

NSファーファ・ジャパンは各工場がISO14001を2000年に取得し「環境マネージメントシステム」を基軸にエコサイクルを考えた活動を行っています。 当社の製品設計から生産→使用→廃棄にわたる一連の流れを考慮し、環境に対する負荷を軽減することを目的としています。当社は事業活動において「人にやさしく、地球にやさしい、クリーンな心地よさ」を創造する環境改善を継続しています。

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処方設計への取り組み

洗剤は動植物系油脂や石油系から作られた界面活性剤が主な原料となります。この界面活性剤が汚れを落とします。しかしながら、界面活性剤が河川に流れ込みますと泡が立ったり、有機物の負荷量が大きくなり河川の汚染につながります。そこで我々はできるだけ洗浄力はそのままに界面活性剤を少なくすること、洗剤が河川に流れ込んだ時に、微生物が食べやすい生分解性の良い原料を使うことを研究しています。

例:ファーファ台所用洗剤(界面活性剤=活性剤と略す) ファーファ台所用洗剤は・・・

界面活性剤の量が従来のレギュラー台所用洗剤(当社品)に比べ約1/2ですので環境に流出する有機物量も約1/2になります。また、微生物が食べやすい生分解性の良い原料を選ぶことにより更に環境にやさしい洗剤にしています。

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原料厳選への取り組み

石油系原料から植物系原料へ

界面活性剤は大きく分けて石油系からと動植物系油脂から作られます。我々は、特に植物油脂から作られた界面活性剤への転換を進めています。植物は石油と異なり再生が可能です。製品は最終的にCO2に分解されますが、植物はCO2を吸収し成長します。従って、結果的にCO2の発生は抑制され環境負荷を低減します。

NSファーファ・ジャパンは、枯渇する可能性のある石油系原料から再生可能な植物原料への変換を進めており地球環境にやさしい製品作りに積極的に取り組んでいます。

一般洗剤に使用される主な界面活性剤(衣料用、台所用、住居用など)石油系から作られる直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩の使用を、植物系の界面活性剤に転換。

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製造工程への取り組み

製造工程におけるCO2排出量削減
~衣料用コンパクト洗剤の革新的製造方法の変更~

従来のコンパクト洗剤の製造工程は下記に示すように粉体原料を一度、水に溶かしどろどろの状態(スラリー)にします。このスラリーを高圧でタワーの上部からスプレーし、莫大な熱エネルギーを加えスプレーした粒子を乾燥し洗剤粒子を作っていました。新しい製造方法は、わざわざ水を加えてその水を乾燥させるという無駄を省き、膨大なエネルギーを削減することを目的とした革新的な製造方法です。

  • スプレー乾燥・造粒法(従来製法)
  • 直接造粒法(改良製法)
  • 製法によるCO2発生量の比較と新製法のCO2削減率
    工程 [1]スプレー乾燥・造粒法(従来製法)
    CO2(g)/製品1kg
    [2]直接造粒法(改良製法)
    CO2(g)/製品1kg
    A.調合・乾燥工程 151 0
    B.造粒・整粒工程 13 31
    C.充填・包装工程 9 11
    D.その他(共通) 6 0
    E.反応によるCO2発生量 0 10
    合計 178 52

    削減量表示 CO2 1260t/年削減東京ドーム1/2杯分のCO2を削減/年間(削減量64万m3/東京ドーム124万m3)

    製法 CO2排出量
    CO2(g)/製品1kg
    指数
    [1]スプレー乾燥・造粒法(従来製法) 178.3 100
    [2]直接造粒法(改良製法) 52.3 30
    CO2削減率 70%
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包装材料への取り組み

1) ボトル製品から詰替え製品へ

製品の包装資材は環境に及ぼす影響が大きく、十分な配慮が必要です。包装資材は最終的に廃棄されますので、環境負荷の面から排出量を減らすことが大切です。中身を詰め替えることで、本体のボトル容器をくり返し使うことができ、省資源とごみの削減に役立っています。またごみの重量が減ることにより、焼却される場合でもCO2の排出量も削減できます。

2) 包装資材のリサイクル

「資源を大切に」をモットーに包装資材のリサイクルにも力を入れています。コンパクト洗剤の紙容器は古紙を使用しており資源の再利用に勤めています。

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物流への取り組み

当社は物流システムを一括化し物流関連企業の環境対応理念の下に効率物流に取り組んでいます。

グリーン物流の推進施策 共同物流実施による、環境負荷の軽減
モーダルシフト

モーダルシフトとは、トラックによる幹線貨物輸送を、「地球に優しく、大量輸送が可能な海運または鉄道に転換」することをいいます。