ごあいさつ

 2022年は、新型コロナウイルス流行から約3年が経過し、働き方だけでなく生活や個人の価値観・考え方にも変化が出た1年となりました。

 

 ウクライナ侵攻による原料高騰は弊社も影響を受け、一部商品で値上げや物流改革に踏み切らせていただきましたが、「ファーファ ファインフレグランス」や「ファーファ Free&」といった差別化ある商品の存在、22年6月に「ファーファ 3倍濃縮超コンパクト粉末洗剤」のような高付加価値商品の発売、全社一丸の体制、そして商品を評価してくださるお客様のサポートにより乗り越えることができました。


 現在は、弊社主力品「ファーファ ファインフレグランス」シリーズの春の新商品発売に向けて準備の真っ最中と、2023年もニッチながらお客様が真に求めるニーズをいち早く見出し追求し、お客様に満足いただける商品戦略を推進してまいります。

 

①「五感で違いの分かる商品」を武器に全社一丸となる

 2022年はwithコロナや物価高騰で生活様式の変化が進む中、「消費者が五感で感じられる差別化商品」に重きを置き、他社にない切り口での商品や販売戦略をとってまいりました。物価高騰で差別化のない商品は篩にかけられ淘汰されましたが、差別化商品のある弊社はこの物価高騰をチャンスと捉えております。品質問題が起きれば工場全員で検品を行う。新商品が出れば社員全員が店頭に足を運び商品を積む。そのような全社一丸の体制を保ちながら差別化のある商品を売り続けたことでお客様の評価を頂き、その結果、企業の成長へと繋がっております。2023年も五感に訴える商品開発に注力し、細やかなニーズにも応えられる中小企業の強みを活かした商品づくりを目指します。

 

②差別化あるサービスを構築する

 差別化あるサービスとは社内・社外のコミュニケ-ションにあります。社内に関しましては前工程・後工程において情報を各部署に共有できているのか、スピードあるコミュニケーションがしっかりとれているのか、働き方が変化し続けている現代では社内でもコミュニケーション不足に陥りやすく、サポート体制が不十分になってしまいがちです。また、社内社外問わず、自ら積極的なインプット・聞かれたら倍で返すアウトプットでのコミュニケーションにより、相手に対して具体的かつ明確な情報の提供を行うことが、質の高いサービスにすることにおいて重要となってきます。前工程・後工程を意識した社内コミュニケーション、積極的なインプットとアウトプットを意識したコミュニケーションで質とスピードの向上を図ってまいります。

 

 弊社ではお客様の悩みに真摯に向き合い、それを商品という形で市場に送り出すことで、お客様の生活はもちろんのこと、業界及び社会に貢献していく所存でございます。

里村 治

代表取締役社長

里村 治